前回のブログで、クリフトン磐田のメインバンケットホール「カーサ・レアル」のリフレッシュについてお話しましたが、
http://i-wedding.jp/i-blog/2008/09/post_37.html
今回はそれに関連してリニューアルオープンした、もう一つのバンケットホールをご紹介しましょう。

「レイナ・ソフィア」です。
ホール名の「Reina」はスペイン語で「女王、王妃」を表しています。「Sofia」はご想像の通り人名です。
つまりこのバンケットホールは、現在のスペイン王国の元首フアン・カルロス1世国王の妃、「ソフィア王妃」の名前を戴いていることになります。
ソフィア王妃は、正式にはソフィア・マルガリータ・ビクトリア・フレデリカ・デ・グルックスブルゴ(Sofía Margarita Victoria Federica de Glucksburgo)という名であるとされています。王妃は元々はギリシャの出身で、父はギリシャ国王パウロス1世、さらに父方の曽祖父はドイツ皇帝フリードリヒ3世、母方の曾祖父も同じくドイツ皇帝でフリードリヒ3世の息子であるヴィルヘルム2世という生まれついてのヨーロッパの王族と言えます。

このバンケットホールは、実は「和」のテイストを大幅に盛り込んでみました。
床を飾るカーペットの絵柄にも日本の伝統紋様が織り込まれていますし、メインテーブル背後のバックボードは「屏風」を模したものです。
また、会場下手にあたる大きな壁面には白木の格子と共に珪藻土の塗り壁を配しました。この塗り壁は鏝(こて)跡を荒々しく残したもので、案外スペインの赤い大地の風土とマッチしているのでは?と密かに思っています。

この会場のメインテーブルには、前に紹介した「カーサ・レアル」と同様にスコットランドの巨匠C.R.マッキントッシュがデザインしたハイバックチェアがセットされています。
ただしこちらはカーサ・レアルの「イングラム」とは違って「アーガイル」と呼ばれるものです。
この「アーガイル」の特徴としては、見ての通りハイバックの上端に横長の楕円形のプレートが配置されていることでしょう。そしてこの楕円形のプレートには2種類の穴が穿たれています。
1種類は「真円」のもの、もう1種類は鳥が舞うシルエットのようなカタチです。これはそれぞれ「沈む夕日」と「舞う鳥」を象ったものと言われ、浮世絵の収集家としても著名であったマッキントッシュなりの東洋への憧れが彼のアーツアンドクラフツの美学と共鳴しあったものだと思われます。

スペインという地も地中海の西端イベリア半島に位置し、古くからジブラルタル海峡を越えてイスラムの文化が流入したり、一時はその文化圏の中に完全に呑み込まれていた時代もあった訳です。また、我が国日本も遠い昔にはシルクロードを通じてイスラムの文化がもたらされた時代があったわけで、この「レイナ・ソフィア」は、図らずも広大なユーラシア大陸の西と東の端に「オリエンタリズム(ただし西洋から見ての話。日本では『南蛮趣味』か)」という文化の細い糸で結ばれた二つがここに融合するという試みとなったのかも知れません。
レイナ・ソフィアのあるクリフトン磐田については、
をご覧下さい。
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写真すばらしいですね!
投稿者: ジュン | 2008.11.25 19:25
ジュンさん、こんばんは。ありがとうございます。
ブログマスター兼カメラのnaoです。
EOS(一眼レフ)持ち歩いている時には、かなりの写真が撮れます。(きっぱり)
・・・・・・って、カメラの問題にしてますが・・・・・(汗)
投稿者: nao | 2008.11.25 23:21
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