先日、2月9日にル・シエル豊川で撮影を行ないました。
会場は豊川市随一の(と言うか唯一の)グラン・バンケットである「ヴェルサイユ」です。
ル・シエル豊川はこの「ヴェルサイユ」を含め、他の会場も「フォンテーヌブロー」「エリーゼ」とフランスブルボン家のルイ王朝時代の王宮名に因んだ名前を戴いています。
さて、今回のコーディネイトのテーマは「カーマイン」です。

「カーマイン」は英語表記では「Carmine」、もともとはコチニールカイガラムシという名前の木に着く虫から採った染料による色なんですね。
日本語で表記すると「洋紅色」「深紅色」などとされることが多いようです。
今回のコーディネイトでは、このカーマインのテーブルクロスをメインテーマにピンク〜深紅の春の花たち、また多くのキャンドルとスワロフスキーを模したクリスタルビーズを使い、華やかな宮廷風の色使いを意識してみたものです。

ゆらゆらと不規則に揺れるキャンドルの炎が、クリスタルビーズに屈折・反射してキラキラと煌めいています。
私たち人間は、自然界にあるこういった不規則なリズムに触れる時、心に得も言われぬ安らぎを覚えてしまうようです。

ヨーロッパの伝統色の中でも、いわゆる「赤」系統の色には他に「スカーレット」「クリムゾン」「カージナル」「ガーネット」「パプリカ」などがありますが、冬が終わり春に向かって生命が芽生えの準備をし始めるこの季節には「カーマイン」のコーディネイトなどはとてもマッチしているんじゃないかなあと思いました。
さて、先ほど上の方でル・シエル豊川に込められたルイ王朝との密かなリンクについて書いてみましたが、実は1Fのメインロビー脇のガーデンに面したティーラウンジにも「プティ・トリアノン」と言う名前が付けられています。
ご存知マリー・アントワネットの別荘としてヴェルサイユの敷地に造営された離宮のうちのひとつで「小トリアノン」とも表記されます。(もう一つはグラン・トリアノン=大トリアノン)
ル・シエル豊川のガーデンにはドーム型の四阿(あずまや)が佇んでいるのですが、

これもプティ・トリアノンに実際にある「愛の殿堂」をなぞらえたものとなっています。

この「愛の殿堂」にはマリー・アントワネットが恋人と密会していたという逸話も残されていますが・・・・実際のところはどうだったのでしょう?
また、ティーラウンジから続くチャペルの外観も、同じくプティトリアノンにあるベルヴェデール(展望台)を模した正八角形の平面形になっていることは、ちょっとしたトリビアかも知れませんね。(笑)
この日は、このガーデンにお客様が訪れていました。

ちょっと小さくて分かり辛くてスミマセン。(汗)
ライオンの口から流れる噴水の手水鉢で水を浴び、嘴で水分を補給していたのは冬の使者ツグミくんですね。
全身茶色の地味な野鳥で、あまり鳴き声を聞かせないので(なんせ「ツグミ」と言う名前は口を「つぐむ」ことから来ているのだ!)気が付かないで見過ごしているかも知れませんが、案外身近にいる鳥です。
もう間もなく、小さな体で遠くシベリア・カムチャツカ方面に旅立っていくことになります。
もうじき、春なんですねえ〜・・・・・・・
カーマインの衣を纏ったヴェルサイユが見られるかも知れないル・シエル豊川の細かな情報は、
をご覧ください。
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