9月15日、浜松ハーモニーロータリークラブの例会が、タワーヒルズ浜松で開催されました。
この日は「月見の宴」と銘打っての移動例会。様々な趣向を凝らしてみました。
B1サイズ(728mm×1,030mm)になる例会のポスターには、先日私が撮影した満月の写真をあしらってみました。
ただし、現在は太陽暦を使っていますので、9月15日とは言え実際の月齢は6.2、古来「弓張月」とも呼ばれる上弦の月でした。
パーティは夜7時半に始まりました。
この日の料理のテーマは「秋」、そして「9月15日」でした。
●秋刀魚と松茸の焼き浸し 大分産の香橙添え
秋と言えば秋刀魚(サンマ)です。今年は太平洋の温度分布の異常で漁獲高が激減してしまい、なかなか高級魚になってしまった秋刀魚ですが、走りの松茸と合わせて焼き浸しにしました。ポン酢には本場大分産の新鮮な香橙(かぼす)だけを大胆に搾り込んであります。
●栗の冷製スープ
国産の栗を使い、丁寧に裏ごしをしたペーストをフォンで伸ばし、濃厚な冷製のポタージュに仕立てました。小振りのリキュールグラスには細身のスプーンを架け、細かな賽の目に仕上げた茹で栗の実を載せてあります。
また、今回は夏から秋口の野菜の美味しさを最大限に引き出したこんな一品も。
●エピキュリアン・ド・レギューム
「野菜たちの享楽」とでも訳せましょうか、蕪・セルリー・チコリ・ルッコラ・茄子・オクラ・パプリカ・ズッキーニ・隠元豆・トウモロコシ・ヤングコーン・カリフラワー・トマト・大根・人参・南瓜・蓮根・じゃがいも・サツマイモ・葱・栗・山芋・椎茸・しめじ・エリンギ・無花果・バジルetc・・・・・・・30種類もの野菜やきのこたちを、「焼く」「蒸す」「揚げる」「生」「トレハロースチップにする」「ペーストにする」「パウダーにする」など様々な調理法を施して盛り付けた、繊細にして豪快な野菜料理の最高峰です。
会場の片隅には、
こんな「月見セット」も飾られました。
そう、テーマは「9月15日」なんですが、この9月15日と言うのは実は「ヒジキの日」として制定されています。
「『ヒジキの日』なんて知らないぞ」というアナタ!そんなアナタのために、私調べましたよ。
「ヒジキの日」というのは、「日本ひじき協議会」が制定した、とされています。
この「日本ひじき協議会」は三重県の伊勢市にあり、日本古来からの食を守るために創設された由緒正しい団体です。
そして、何故9月15日が「ヒジキの日」になるかと言うと、ひじきは古来「長寿の食べ物」とされてきました。それが、2003年に9月の第3月曜日に変更されるまで「敬老の日」だった9月15日が「ヒジキの日」として制定されたと言う経緯があるのです。
そんな「ヒジキの日」に相応しいメニューとして、3品が出されることになりました。
○9月15日のマルゲリータ
なんと「ピッツァ」です!
ネーミングの通り、伝統的なローマスタイルのマルゲリータにうぐいす豆のペーストにヒジキを練り込んだ、ちょっと驚きの一品です。
豆の甘味とひじきの旨味が塩気の効いたピッツァにマッチして、定番にしてもイイかな?と思える仕上がりでした。
○鹿尾菜と巨峰の白酢掛け
これも意表を突いた新作ですね。秋の果物の王者「巨峰」に甘辛く炊いたひじきを添え、そこに上質な木綿豆腐を崩して作った白酢を掛けてあります。
甘味と酸味、そこに塩気と旨味が加わった食欲を増進させる前菜の一品として、これも今後採用決定でしょう。
あ、ちなみに「鹿尾菜」というのは「ひじき」と読みます。「羊栖菜」という書き方もありまして・・・・何故こういう書き方をするのかについては決定的な定説はないようです。
私もクラブのメンバーとして例会に参加していましたが、会員の皆さんの評価も上々。
来年も開催させていただければ嬉しいな、と感じました。
9つの区分に、19品の料理+4種類のパン+4種類のデセールという意欲作。
次回はまた違ったコンセプトを狙いたいですね。
また当日、会場にはゲストとして「揚琴」という楽器の奏者が見えました。
掛川市在住の「何静華(Foo Ching Hoa)」さんという方です。
女子十二楽坊の演奏でも聴かれるこの楽器、30kgもあるそうなんですが(^_^;・・・ひとりで持ち歩いていらっしゃるそうです。
日本の琴よりももっとピアノなどに近い(平均律だそうで)音色をしてまして、それでも中国の曲や日本のヒット曲など、やはり東洋の旋律にはマッチしてました。
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